ここ数年で実にいろんな寺に行ってきた。アート系地獄寺、CGのような神秘的な寺にパワースポット・・・マニアックな寺が目白押しだ。

 

というわけで、この度 お参りも兼ねて珍寺ならぬチン寺に行ってきた。何を言っているかわからないかもしれないが、タイには「地獄」を再現した珍寺がたくさんある。しかし、今回は「陰茎神社」に行ってみたのでその模様をお伝えしようと思う。

 

ちなみに結構ヒワイなので、周りに人がいる場所で見るのはお勧めできない。

さて、やってきました陰茎神社。到着したのは早朝6時。こちらの神社、以前の場所から移転して、今はプライベートの敷地にある。

小さな社があるので近づいてみる。え ? なになに ? なんかお供えしてんの ? カラフルな色が一段と僕の気分を盛り上げてくれる。なんかタイっぽいなあ・・・とニコニコして近づくと

 

 

ハハァ〜ン、なるほど感

 

やたら年季の入った木製の男根たちが、金色の皿に盛られている。大小様々ある。お供えって、こういうこと ?! その数、およそ15本以上。よく見ると全ての男根に個性があり、色が塗られている根と塗られてない根がある。

王者のような貫禄のサイズや、矢印みたいな直線的な男根もある。

久しぶりに再会した親戚のように、石製と木製の根が並んでいる。根元にいるのは互いの子供たちかもしれない。

そういえば、早朝は雨だった。雨で濡れた根からは無言の説得力を感じる。

まじで卑猥じゃねえか・・・ !

「はい、プリンセスフィット〜 !」ハワイのレイのごとく首にかけてもらう。そう、首だけに。

 

こんなに精巧に作り込んでいるところに製作者の愛を感じるのだが、正直先程までのインパクトがすごすぎて何も入ってこない。心なしか石の男根様も元気が無いように見受けられる。こちらの根には花飾りだけではなく、「蝶々結び」もされている。結ぶ意味、ある ? 

 

結論:社は思ったより小規模だったが、なんか色々とカオスすぎてやばい・・・。微笑みの国タイの秘密を垣間見た気がする。

その後サトーン船着場からで無料シャトルボートで「ハルーンモスク」に行ってきたのだが、完全に朝早すぎて閑散としていたため、ほぼ無人バージョンでお送りする。

こちらは入り口なのだが、右側をよーく見ると、屋台が並んでいる。

さらに奥に進むと

モスク本体の建物がある。モスク内部には穏やかな時が流れておりました。

そんなわけで「いやあ、かねがねモスクに行きたいと思っていたんだよ」という皆さまはぜひ行ってみて欲しい。

結論 : 男根の祠の後に来たせいか、所々男根に見えなくも無い気もしないでもありませんでしたが、タイにいるのにタイじゃない外国に来たような感じのするこの界隈はなんとも素敵な場所でした。