今日も朝からカオモックを食べる。80年前から続く老舗。地元の大人気店らしく、めちゃくちゃ混んでいる。こちらではメニューが無く、現地式の自己記入型タイ語伝票で注文。

こちらは、ムスリム式のサラダ。カリカリに揚げた何かの下に、ヘルシーな具材が並んでおり、甘めのピーナッツソースをたっぷりかけていただきます !

カオモックでござるよ〜

チキンはやわらかジューシー、ふっくらと炊かれたライスにはホールのクローブが入っており、風味の加減も程良い感じ〜。

そして、お腹を満たした僕は再びサトーン船着場へ向かうのだ。

やってきたのは、遠くてうすいマイ親戚、三島由紀夫の小説の舞台にもなった「暁の寺」。

さて、タイと言えば仏教国家なのだが、この通り、こちらの寺は少し西洋の文化も入り混じったようなモダンデザインの建物。

そんな中、塔を支えているヤックとモックも。洋画アルマゲドンのように、綺麗に横一列に整列している。しかし、どっちがヤックかモックか分からない。

高くそびえる大仏塔。ヒンドゥー教の聖地カイサーラ山をイメージして造られたそうだ。

お分かりいただけるだろうか、近距離で観察すると砕いてはめ込まれた陶器など、細かい飾りが施されているのだ。これは美しい ! 細部にまで職人の技が光る。

さらに、急な階段を上がると「塔の周りを一周できるようになってるゾーン」みたいな通路がある。僕は軽い高所恐怖症。どうして高いところに行こうとするのかわからない。

「この階段は上がらなくていい」と僕の中の誰かがささやいていたので、写真だけ撮って階段はスルーした。全体的に圧倒される感じが素晴らしいですね。

ぐるりと一周して階段を降りようとするも・・・全然掴める所がない。これは完全にまずい流れである。後ろから早く降りろと英語でまくし立てられる。うるさいわバカ!

 

気軽な気持ちで上ってしまったが、昔オーストラリアの田舎で断崖からの池への飛び込み・ダイブをさせられた時のような気持ちになった。あの時は震えながら陸に避難して、「股間がキュッ」となったままで1人夜を明かしたんだったよなあ・・・

 

そんなわけでとっても眺めの良い景色なのでぜひ行ってみてほしい。